音楽に生きるbilingual/HIPHOPヘッズのブログ

沖縄で音楽に生きる人のブログです。(※職業は普通のサラリーマンなうえに楽器もできません)HIPHOPが好きで英語を学びに一年間カナダへ。おすすめの海外ラッパーやアルバムの解説・音楽に関することを書いていきます。

【2019】イケてるマイナーなUSおすすめラッパー8人まとめ 迷ってるなら一回聞いて!

USのラッパーで売れてる奴は聞いてるけど、なんか物足りない・もっとかっこいいヒップホップが聞きたい、という方のために、bambitiousが最近聞いている日本ではまだマイナーなイケてるラッパーをご紹介!

 

これから本格的にUSラッパーをDigっていきたいよ!って方はぜひ参考にしてみてください。

音楽なのでもちろん好みの問題がありますが、どのラッパーもかっこいいですし、This is hiphop!といいたくなるようなハードなトラックの曲を紹介していきます。

 

↓筆者が毎日のDigに使用しているAppleMusicはこちら↓

Apple Music

8. Joey Bada$$

NY出身のラッパーです。

95年生まれの24歳。

Eastなサウンドからハードなライムをかます彼のラップはまさにBringing back the 90's!!って感じです。

しかもただの90’s imitationではなく、しっかりオリジナルなラップ、サウンドをdeliverしてます。

若さと成熟さを兼ね備えた実力派ラッパーの個人的なおすすめ曲は以下♪

 

Joey Bada$$ - Christ Conscious

 

Joey Bada$$ ft. ScHoolboy Q - Rockabye baby

 有名な曲だと2017-18年にメガヒットした「Devastated」等がありますが、そちらも相当キャッチーなフックとリリックに乗せて面白いラップしてます♪

 

7. Joyner Lucas

二人目はJoyner Lucas(ジョイナー ルーカス)。

最近はエミネムの最新アルバム「Kamikaze」にも客演出場するしたり、Tory Lanezとのビーフがバズったりと、話題をかっさらっているJoyner。

以前はLogicをディスったりと、各方面に喧嘩売りまくっている印象。

しかし、実際のディスにはリスペクトが込められていたり、あくまでリアルを語る超実力派ラッパーです。

 

Joyer Lucas - I'm Not Racist

「I'm Not Racist」is the song that has put him on the map!

この曲はJoynerを一気に有名にした彼の代表曲です。

アメリカで蔓延るレイシズム(人種差別)を黒人としての目線からではなく、白人からの目線と合わせてラップ。

白人と黒人のbiracialであるJoynerだからこそできた新しいラップでしょう。

 

Joyner Lucas - Litty Freestyle

Litty Freestyleはシングル等ではなく、Tory Lanezへのディス曲です。

最高にヒップホップで格好良い曲だったので、ぜひ聞いて欲しくて選びました♪

 

6.Hopsin

angryでmadながらも確実にリスナーにmessageをdeliverするそのラップスタイルは、すぐにEminemからの影響を読み取ることができます。

ユーモアも交えたラップでまさにblack version of Eminemとも呼べるような彼のラップはストーリーテリング的な形式が多く、ラップスキルの高さが一目瞭然。

リスナーによっては、彼をシリアスに受け取らず、バカにしている方もいるようですが、筆者はとてもインテリジェンスなラッパーだと思います。

 

Hopsin - ILL Mind of Hopsin 8 

 怒ってます。

しかし、ユーモアも交えながらビジネス仲間?についてのディスを一つのアートに昇華させてます。

”If you don't get rid of the wrong friends you will never meet the right friends”

(悪い関係は断ち切らない限り、良い関係は一生築けない)

だそうです。とにかくフロウが最高。

 

Hopsin - Hop Is Back

怒ってます。

てかディスってます。KendrickやKanye等の超大物ラッパーでも関係なし!

 

5.Logic

少し有名になりすぎてるので、まよいましたが個人的には一番好きなので、入れました。

Maryland出身のbiracialラッパーLogic。

3rdアルバム「Everybody」でbiracialラッパーとしてのアイコン的存在になった彼は、自殺防止ソング「1-800-273-8255」によりスーパースターの仲間入りを果たしましたが、以前よりラップスキルやアルバムを通したメッセージ性の高さは折り紙つきでした。

(※曲名になっている”1-800-273-8255”は、アメリカの自殺相談センターへの電話番号)

 

Logic - Young Jesus Ft. Big Lenbo

相当Sickなビートに抜群のフローとタイトなラップでかましていく感じが、かっこよすぎいってなる一曲。

説明不要です。

 

Logic - The Return

2018年にドロップした「Young Sinatra Ⅳ」から一曲。

個人的にはLogicに関しては懐古厨なので、「Under Pressure」か「The Incredible True Story」というアルバムが超おすすめです。 

 

4.Denzel Curry

Denzelは2015〜6年ごろを皮切りに、アップカミング中のサウンドクラウド出身のラッパー。

サウンドクラウド出身のラッパーと聞くと、Ski Mask The Slump God等、音質をわざと落としてノイジーでシャウトを交じりのラップをするラッパーがイメージされます。

しかしDenzelのラップは、そういったサウンドクラウドラッパーとは少し違い、リリシズムに溢れたラップを、独特なフローに乗せてハードにラップします。

 

 Denzel Curry - ULT

 キャッチーなフックとハードなラップ。かっこいいの一言です。

 

Denzel Curry - CLOUT COBAIN

ニルバーナのカートコバーンを文字った曲名。

PVはホラーチックですが、現在のHIPHOPシーンで実際に起きていることをうまくラップと共に落とし込んだ一作です。

結局ラッパーは自分のやりたいことではなく、レーベルやオーディエンスに求められていることを行い、自分以外の人間をハッピーにするCrown(道化)となってしまっていることを表しています。

 

3.Audio Push

ウェッサイからクールなサウンドを作り出す二人をご紹介。

最高です。

シンプル。

そしてかっこいい。

 

Audio Push - Shine

Janet Jacksonの「I Get So Lonely」をサンプルに90'sテイストをスタイリッシュに自分たちの音楽として昇華させています。

とにかくクールな一曲。

 

Audio Push - Tis The Season Ft. Joey Bada$$

 こちらも90'sテイスト。

しかし、イーストサイドなスモーキーサウンド

Joey Bada$$も良い味出してます♪

 

2. BROCKHAMPTON

HIPHOP、というかUSミュージックシーンに新たな価値観を持ってきたアーティスト集団・BROCKHAMPTON(ブロックハンプトン)。

Kevin Abstractをリーダーとして、音楽のみならず様々な芸術活動を行っています。

このグループを一言で言い表すとすれば、「Diversity」(多様性)に尽きます。

彼らの音学のサウンドや活動内容のみならず、ゲイ、白人・黒人、男女、関わらず様々なバックグラウンドを持ったメンバーが集まって新たなアートを産み出しています。

 

BROCKHAMPTON - GOLD

 

BROCKHAMPTON - JUNKEY

 ストレンジなトラックや独特なリリック。

とにかくアップカミングで旋風を起こしているグループなので、一聴の価値ありです!

 

※特別にもう一曲♪

BROCKHAMPTON - GUMMY

 

1. The Underachievers

おすすめ最後のラッパーは、The underachievers。

NY出身のデュオ。

お互いが地元同士のAKTHESAVIORとIssa Goldで構成されたThe underachieversの洗練されたフローとかっこよすぎるサウンド

とにかく聞いてて気持ちいいっす!

 

The underachievers - Play That Way

 

The underachievers - New New York

 

お気に入りのラッパーは見つかりましたか?

まだまだたくさん紹介したいラッパーがいますので、番外編としてどんどん追加していくと思います笑

 

本日もかっこいいヒップホップライフをお送りくださいbluh。

↓AppleMusicなら今回紹介した全てのラッパーの音源が聞けます↓

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